【子供の思春期にグングン背を伸ばす!】骨年齢と暦年齢で子供の成熟度を知る

お子さんの身長がもっとも伸びる、いわゆる身長増加のラストスパートというの時期が、思春期とよばれる期間。

思春期も終わりに近づくと、男子の場合は声変わり、女子の場合は初潮を迎え、その後は数cm程度しか身長は伸びません。

つまり思春期に突入する前、思春期の期間にどれだけグングン伸ばすことができたのか・・・という部分が高身長と低身長の分かれ目になるのです。

また童顔なため、欧米人よりも子供っぽく見られがちな日本人ですが、じつは世界の中でも指折りの早熟な国民なのです。

今回は早熟と身長増加、さらに思春期に効率よく身長を伸ばすためにパパさんママさんができることをまとめておきます。

そもそも身長の伸びる思春期はどうやって決まるのか?

本来、思春期は遺伝や自然環境の影響、人種による違いによっても大きく変わってきます。

ほとんどが先天的に決っているもののため、思春期の時期や期間をズラすことや伸ばすことは不可能だといわれています。

とはいえ、思春期が訪れる時期を微妙に遅らせる・・・といったある程度はコントロール可能という見方もあります。

逆に、乱れた食生活や過剰なカロリー摂取は、明らかに思春期の突入を早めますし、家庭環境や社会環境によってお子さんに過度のストレス状態を与えることも影響することがわかっています。

また、昨今、環境ホルモンの影響も子供の思春期に密接な関係があるといわれています。

身長を伸ばすには思春期を少しでも遅らせる!

思春期が早く訪れるということは、成長期、身長が伸びる期間が早く終了することでもある上に、早く親離れするという意味でもあります。

思春期の早い子は、あっという間に反抗期になってしまい、親としてもそれに対処する時間的余裕がないため、育てにくいという側面もあります。

欧米にくらべ約半年~1年程度は早熟な日本人、その上に食生活や家庭環境によってわざわざ思春期を早めてしまうことは、それだけ身長の伸びしろを無駄にすることでもあります。

思春期は誰でも身長が急激に伸びることもあり、最終的に身長を左右するのは『思春期に突入する前にどれだけ背が伸びたのか?』という見解もあります。

ジャンクフードや外食中心な食生活では、成長期にもっとも必要な良質なタンパク質をはじめとしたミネラルやビタミンも不足するはずです。

栄養不足の状態ではぐっすりと質の高い睡眠は無理。成長ホルモンをたっぷりと分泌してもらうためにも、栄養バランスを見直してみましょう。

日本人はなぜ早熟なの?

欧米人にくらべ日本人が早熟なのは、一説によると欧米諸国にくらべ地理的に日本の緯度が低いためともいわれています。緯度が低い(赤道に近い)ほど子供が早熟になりやすいといわれています。

また過去に何度も飢饉のような食料の危機に見舞われたお国柄、食料不足に耐えられるよう早く成長するようになったという説もあります。

いずれにせよ、男子は17歳、女子なら15歳あたりで身長増加はゆるく下降し始めます。そのタイミングまでにどこまで身長を伸ばせるか・・・カギを握っているのは食生活や家庭環境ということなのはいうまでもありません。

男子の成熟度を見分ける

男子の成熟度は、睾丸を見るとよくわかります。睾丸が「うずらの卵」くらいの大きさに達していたらもう立派な思春期といえるでしょう。

睾丸は小学校高学年~中学、高校入学あたりまで徐々にサイズアップし、成人男性の約20ml程度の大きさに近づきます。

お子さんの身長に悩むパパさんママさんは、一緒にお風呂に入ったときにお子さんの睾丸をチェックしてみてください。

もしウズラの卵より遥かに小さい場合、まだ思春期までかなりの余裕があるということ。今後、思春期の突入にかけてグングン身長は伸びるのであまり心配する必要はないでしょう。

女子の成熟度を見分ける

女子の場合、男子と違って外見上、ハッキリと成熟度が確認できます。乳房がややふくらみ、乳輪部分が軽く突出しはじめれば思春期の突入です。

通常、9~10歳頃から乳房がふっくらと膨らみ始め、10歳~11歳あたりがもっとも身長が伸びる時期でもあります。

また12歳になると初潮がみられ、身長増加も曲線は下降しはじめます。その後は5~6cm程度しか身長は伸びないケースが大半です。

骨のレントゲン写真で成熟度を確認する

子どもの成熟の程度は、男子では睾丸、女子では乳房を見て判断できますが、より本格的に成熟の度合い確認したい場合、骨のレントゲン写真によって確認が可能です。

手のひらにある手根骨のレントゲン写真をとると、骨がどの程度成熟しているかがよくわかります。手根骨とは、文字通り、手の根もとの骨のことです。

【all about 手根骨 簡単記憶法】

この手根骨のレントゲン写真を見ることによって、

  • その子どもが、年齢の割に未熟すぎないか?
  • あるいは成熟しすぎていないか?
  • 女子の場合ではいつごろ初潮を迎えるのか?
  • あと何センチメートルくらい伸びるのか?、いつごろ身長の伸びが止まるのか?

などの予測ができます。

※骨年齢成長ホルモン分泌不全性低身長症の場合、骨年齢は、かなり遅れます。

この手根骨のレントゲン写真を確認し、暦年齢よりも骨年齢が未熟という場合、まだまだ身長の伸びしろも大きく、身長増加が期待できます。

逆に年齢の割に手根骨がぎっしりと隙間なく詰まっている場合、骨年齢としては身長の伸びしろは少なく、あまり身長増加が期待できません。

【まとめ】暦年齢だけでお子さんの成長期を判断しない!

お子さんの身長に悩むパパさんママさんの中には、暦年齢だけで思春期や成長期を判断し、お子さんのじっさいの骨年齢や早熟度を考慮されない方もいます。

お子さんの成長期や思春期は、非常に個人差が大きくお子さん一人一人、身長増加の曲線もまったく異なってくるのです。

一般的な成長曲線と比較して心配なさる気持ちはよくわかります。ですが親御さんがピリピリしたところでマイナス面が増えるだけで成長にとってプラスの面などありません。

そもそもお子さんの身長を伸ばすために、パパさんママさんのサポートできる部分はごく一部。しっかりと栄養バランスのよい食事を提供し、ストレスない毎日を過ごしてもらうこと。

結果、成長ホルモンの分泌量が増えて、最大限に身長が伸びるはずです。

もし食事面だけで栄養素が足りていないかも・・・といった場合に、必要であればビタミンやミネラル、アミノ酸などのサプリメント程度を用意して補ってもらう程度でじゅうぶんなはずですよ!

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